大塚信弥の目覚めの一筆

起きた直後は誰でもぼんやりとしているものですが、そんな中面白い発想が浮かぶこともままあります。その特性を活かして、起き抜けにブログを執筆する習慣をつけることにしました。

大塚信弥と群馬の古墳

こんにちは、大塚信弥です。

日本には現存するだけでなんと役16万基古墳があるそうです。やっぱり古墳と聞くと西日本にたくさんあるイメージだし、仁徳天皇陵とかを思い浮かべますよね。で、調査の結果群馬県には1万3,500基前後の古墳があることがわかり、これは兵庫、鳥取について全国3位の数字です。

しかも石室の中まで入ることができる「大室古墳群」をはじめ、貴重な古墳・遺跡が数多く残存しています。群馬は埴輪王国と呼ばれ日本における埴輪研究の「メッカ」とされています。

唯一の国宝埴輪である「武装男子立像」は、太田市飯塚町で発見されています。歴史の教科書とか資料集で目にしたことがある方は多いかと思います。しかも国宝・国指定重要文化財の埴輪全42件のうち19件(45%)が群馬県から出土しています。

群馬県には古代以前の遺跡もあり、岩宿遺跡みどり市)で発見された黒曜石の尖頭器は、旧石器時代の日本列島に人が住んでいたことを裏付けました。また、7世紀から8世紀に造られた上野三碑高崎市)は、「群馬」の地名が出てくる史料としては県内最古で、2017年にユネスコ「世界の記憶」に登録されています。歴史に興味がある方は是非群馬を訪れるのをおススメします。